ヴァイオリンJosef Lorenz 1501A

工房ラインナップ最上位の新作ジャーマン 現代ではあまり見かけないハイアーチに仕上げられています。 ふっくらと可愛らしい印象ですが、その一方、見た目とは裏腹に音はかなりソリスティック、豊かな大音量です。 あとこれは個人的な好みですが、裏板がとても綺麗です。。。 ～以下詳細～ ・弦はトマスティーク　ヴィジョンソロ、E線のみピラストロ　オイドクサを張っています。 (新品ですがエヴァピラッツィの予備もあるので、そちらに交換してお渡ししても良いですが、現状で丁度良いバランスだと思います。) ・フィッティングは全てツゲ材(E線アジャスターはゲッツ社のものです。) ・駒角度、魂柱、ネック角度等問題無し ・割れ剥がれ等無し 20年の経年もあり十分良い楽器だと思いますが、まだまだ枯れて行く、これからが楽しみな楽器だと思います。 一点、敢えて"粗探し"、をするなら、ニス表面にウェザーチェックが見受けられます。(かなり柔らかめ、繊細なオイルニスのようです。) 見る角度によっては、目視で線が確認できますので、その一点、ご承知おきください。 調べると出てきますが、触れ込み通り、上級者の方でも満足できる性能を有する楽器です。またネックが細目のため、小柄な方、手の小さな方にも持ちやすいと思います。 定価に関して、こちらのサイトでも一点売却されていますが、40万円ほどの楽器のようです。 この機会に是非ご検討ください。